アレルギーについて
アレルギーは以下のように分類されます
- I型:気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギー 等
- II型:溶血性貧血、慢性甲状腺炎 等
- III型:関節リウマチ、ループス腎炎(SLE) 等
- IV型:アレルギー性接触皮膚炎、過敏性肺炎 等
アレルギー物質の存在自体が直ちに問題になるわけではありませんが、重篤なアレルギー反応が生じた場合は生死に関わる場合もあります。アレルギーに対しては適切な管理が重要です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
最近増加する病気で、コントロールが困難な人も少なくありません。
原因
- 気道の狭窄
- 分泌腺の増加
- 肺胞領域の気腫性変化等の構築変化
- 慢性進行性の閉塞性換気障害
どんな人に多いか
- 喫煙者
- 男性に多い
- 40歳以上(40歳以上の有病率は8.6%と推定され、全死因の第10位に位置する)
症状
- 慢性の咳
- 喀痰
- 進行性の労作性呼吸困難
検査
- 胸部レントゲン
- 胸部CT
- 呼吸機能検査
- 血液ガス検査
治療
- 禁煙(進行の抑制)
- 予防接種(増悪の予防)
- 薬物療法
長時間作用性抗コリン薬(短時間作用性薬もあり)長時間作用性β2刺激薬(短時間作用性薬もあり)テオフィリン吸入ステロイド喀痰調整薬抗生物質(マクロライド)
- 呼吸リハビリテーション(QOLの改善)
- 在宅酸素療法(生命予後、QOLの改善)
- 換気補助療法